かごしま県民交流センターにおいて12月1日、「犯罪被害者支援フォーラム2015～センター設立10周年記念～」を開催いたしました。
理事長あいさつの後、知事、警察本部長より祝辞をいただき、第１部は感謝状の贈呈と「犯罪被害者支援ポスターコンクール」の表彰式を行いました。第２部は、全国被害者支援ネットワーク理事長で殺人事件ご遺族の平井紀夫様より、「犯罪被害者とその支援～私の体験」と題してご講演いただき、第３部は鹿児島県警察音楽隊によるふれあいコンサートで幕を閉じました。
鹿児島中央駅東口駅前広場において、県、県警、法テラス、国際ソロプチミストにご協力いただき、センターのリーフレット等を配布しました。
誰にもどこにも相談出来ずに一人で悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひ当センターへご相談いただけたらと思います。
５月２８日（土）午後２時から午後４時４０分まで、鹿児島県民交流センター西棟５階視聴覚室において、今年度第１回の継続研修会を実施しました。講師は、臨床心理士の久留一郎先生、餅原尚子先生で、「トラウマの理解と被害者支援のあり方」、「支援する側の心」と題して、それぞれご講義いただきました。
ボランティア支援活動員や職員など、１７名が受講し、参加者からは「基本の反復の大切さを再認識した。」、「トラウマは興味深くあっという間の講義だった。もっと学びたいと思った。」などの感想がありました。
2月19日、当センターに登録しているボランティア相談員を対象とした、平成21年度第7回犯罪被害者支援継続研修会を実施しました。
今回は、鹿児島保護観察所から講師をお招きし、「更生保護と犯罪被害者等施策」というテーマでご講義いただきました。
７月４，５日、「全国被害者支援ネットワーク主催 平成２１年度第１回九州・沖縄ブロック研修会」が宮崎市で開催され、当センターから６名の支援員が受講してまいりました。
被害者支援に精通した臨床心理士、弁護士等による講義等があり、とても勉強になりました。
今後の被害者支援に役立ててまいりたいと思います。
いよいよ本日から、裁判員制度がスタートしました。
昨年１２月から施行された刑事裁判の被害者参加制度では、各地の事件裁判をマスコミが大々的に取り上げ、被害者の置かれている状況もしばしば報道されていました。それらを目にする度に、犯罪が引き起こす被害の底知れない深さを痛感し、被害者支援の必要性を強く感じました。
裁判員制度で刑事裁判への関心が高まってきつつある今日、当センターは、被害者支援の役割をしっかり果たすべく研鑽を重ねてまいりたいと思います。
また、この制度が世の中の犯罪抑止によい影響となることを心から願っています。
２月２日（土）、鹿児島県警察本部被害者支援室と共同で、鹿児島市内の繁華街で街頭キャンペーンを実施しました。
犯罪被害者やその家族の現状理解や支援の必要性を広報することはもちろんのこと、センターの課題の一つでもある会員獲得についても、広く県民の方々へ呼びかけをいたしました。
リーフレットやチラシなどを配布しましたが、受け取られた方の中には、引き返してこられてセンターの活動について尋ねられる方や、小さなお子様を連れた女性は「被害に遭われた方への支援はとても大切なことですね。」と立ち止まって話されました。
今後とも地道な努力を重ねて社会全体で支える被害者支援の輪を広げていきたいと思います。
県警察本部被害者支援室と当センターは、１月２９日（火）、樟南高等学校３年生約３００名に対して「命の大切さを学ぶ教室」を実施しました。
はじめに、時任校長先生からご紹介をいただき、被害者支援室長と当センターの犯罪被害相談員より命の大切さについてお話しさせていただきました。
高校生のみなさんがどのように感じられたかは分かりませんが、自分の命、周りの人の命を大切に、思いやりあふれる
未来を担っていただきたいと願っています。
１０月２８日（日）「第３回鹿児島市安心安全まちづくり市民大会」が開催されました。
天文館一帯を参加者全員でパレードしました。
９月２１日（金）、秋の全国交通安全運動スタートに合わせて県庁で「鹿児島県くらし安全・安心県民大会」が開催されました。
県が昨年１２月に「鹿児島県犯罪のない安全で安心なまちづくり条例」を制定したことをきっかけに、今年から「犯罪のない、犯罪被害者を思いやるまちづくり」も掲げられ、当センターも参加することとなりました。
会場において、当センターが支援を行った犯罪被害者遺族の手記を代読すると、会場からすすり泣きが聞こえ、犯罪被害者等の置かれた現状を初めて知る
方も多かったようでした。
